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第11回 脚のトレーニングが重要である理由

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Q.トレーニングは好きで続けているのですが、脚だけは、やる気が起きません。やっぱり、やらなくては駄目でしょうか?

A.ご質問の内容だけでは、トレーニングのテーマやキャリアがわらないので何とも言えませんが、思い当たるいくつかのパターンをお話しします。

一般的な若い男性のトレーニング実践者。これは、一番わかりやすい「見た目」という観点では、胸や腕にモチベーションが集中するの状況はよく理解できます。それもアリと言えばアリですが、筋肉が発達するに従い、アンバランスな体型になっていきます。また、より腕を発達させたいなどテーマがあるなら、細い幹(細い脚)に太い枝(太い腕)はつきませんから、たとえば太さ45cmを超えるような素晴らしい上腕を目指すなら、脚もハードに鍛えるべきです。

事実、脚のトレーニングは全身に影響を与えます。代謝の向上や、体内ホルモン環境、心肺機能にいたるまで、全身に与える刺激という意味で、脚をトレーニングすることは非常に重要であると思います。ハードな分、より全身に影響があると言えます。全身のトレーニングというぐらいの気持ちで取り組みましょう。 

一方、女性の場合は一般的に、脚が太くなることを極端に嫌う傾向があり、脚のトレーニングを否定的に捉えている場合もあります。しかしレッグエクステンションやレッグカールなどをしっかり、3秒間のピークコントラクション(筋肉が収縮しきったところで保持する)をかけて、きっちり15回のセットを実践していけば、逆に引き締まっていくはずです。動作の終わりに負荷がかかる種目でピークコントラクションをかけて、15回でセットを構成していくことが、ポイントです。「筋肉の芯」ができていくに従って、脂肪との分離が進み、引き締まっていくでしょう。

男女とも、体力の衰えを感じたり、年齢を重ねた場合、脚のトレーニングは、より積極的に取り組むべきテーマです。よく言われるように「衰えは足腰から」です。ここさえ鍛えておけば、未然に衰えを防げるとも言えます。

食が細くなったなどと感じる場合にも、脚のトレーニングを重視することで、改善が見られるでしょう。自分のペースで徐々にレベルを上げていって下さい。見落とされがちな要素ですが、負荷を軽くして、よりスローな反復(上げ下げ5秒以上かける)にしたり、30秒止めたりするトレーニングセットも、マンネリ防止に使えます。重さは軽くても、筋肉が焼けるような乳酸との戦いだけに集中するセットもかなり有効です。トレーニングの充実感は、脚を鍛えてさらに実感するはずです。頑張りましょう。

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