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第6回 「体重増加」のトレーニング方法

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Q.トレーニングを継続しているのですが、なかなか体重が増えません。何か、よい方法はありますか? ベンチプレス、スクワット、デッドリフトは、それなりにですが、やっています。

A.トレーニングで、身体をたくましくしたい、体重を増やしたい。アスリート、一般の方を問わず、よくある質問の一つです。いろいろなアプローチがあり、試す価値がそれぞれにありますが、ここでは手軽な方法を紹介します。

「増量デッドリフト」(体重増量のためデッドリフト、という意味)です。質問者がデッドリフトを行っているとのことですので、フォームに問題がないという前提で、紹介します。やり方は簡単です。正しいフォームで、20回反復できる重量に設定します。そして、時計を用意します。

秒針が12を差したら、10回デッドリフトして下さい。インターバルを空けて、また秒針が12を差したならば、10回行って下さい。これを7~10セット繰り返します。10分で10セットですね。ポイントは、多少心拍数が上がっている状態で、大筋群である腰の脊柱起立筋が刺激され続けることです。筋肉でのエネルギー代謝が進み、下記に述べる食欲増進につながります。

そして、トレーニング直後30分以内に、炭水化物とタンパク質をしっかり摂ります。タンパク質は、正味30~70gが目安ですが、消化吸収能力には個人差が大きいので、身体と相談しながら摂ってください。炭水化物は、これも身体と相談しながらですが、できるだけたくさん摂取して下さい。

増量デッドリフトの優れている点は、翌日の食欲が増す点です。食欲に任せて、消化のよいものを積極的に摂取して下さい。餅や、納豆などお勧めです。増量デッドリフトは、翌日の「食べこみ」が大切です。食欲のチャンスを逃さないよう心掛けて下さい。 ※サプリメントも、もちろん有効です。体重増量にはMUSASHIのFU(フー)とKUAN(クアン)の組み合わせがおすすめです。

それから、朝起き抜けにコップ一杯の水を飲み続けるのも、内臓強化に試したい方法です。結局のところ、内臓が頑張ってくれないことには、増量は、達成されません。食べる努力と消化能力の向上もトレーニングのように意識できたら、よいですね。ただ、焦って脂肪ばかりで体重が増えてしまっては本末転倒ですから、トレーニングのレベルアップを大切にしながら、その上で、増量デッドリフトや、食事で、筋肉での増量を達成できたらと思います。

私自身の感覚ですと、「腹筋全体が脂肪で隠れてしまわない程度」に脂肪を乗せて、そこから、よいトレーニングを実施するとよい、と考えています。年齢や、筋肉量、基礎代謝など、個人個人、勝手は違いますから、最終的に自分に合った方法を思考錯誤しながら、探していくわけですが、いろいろ試しつつ、楽しみながら、続けて行くことが大切です。あの手この手で、自身との戦いを楽しんでいきましょう。

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