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第16回 ひどい筋肉痛を克服するには?

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Q.トレーニングで筋肉痛がひどくて、分割法でトレーニングしていても十分な回復を得られず、うまく全身を回せません。そのため、結局ベンチプレスとバーベルカールばかりしています。駄目ですか?

A.非常にありがちで、率直なご質問ですね。私もトレーニングを始めたばかりの頃は、その2種目が大好きでした。
筋肉痛に関しては、コンスタントにトレーニングを続けることで自然に解決します。私自身の経験として、日々ハードにトレーニングしているほうが、筋肉痛が起きづらいです。むしろ、しばらくぶりに復帰した時のほうが、とんでもない筋肉痛になります。また、離れていた種目を久しぶりに実施したりした時なども、強い筋肉痛を誘発します。スクワットを毎週していて、ある日にインナーサイを追加した時など、大腿四頭筋や大臀筋がそこそこの筋肉痛なのに、内転筋が強烈な筋肉痛になったりします。

強烈な筋肉痛が生じないためには、
1.規則性を守って、トレーニングを続けること。
2.新しい種目を高強度で行わないこと。
簡単に思い当たるのは、この二点です。1に関しては、例えば毎週金曜日に必ずスクワットをするとか、生活のリズムに組み入れること。そして、前回のトレーニングを100%として、105%ぐらいまでの強度を目標として、それ以上の負荷はかけないことです。このようにしてコツコツと続けていく姿勢が大切です。ただ、いろいろ気をつけていても、強烈な筋肉痛が出てしまったら、
1.マシン種目を増やし、全身の負担を減らす。たとえばベントオーバーロウを回避し、マシンロウに切り替える等。
2.低重量高回数に切り替える。今回のトレーニングだけは、視点を変えて20回狙いなどのライトトレーニングに切り替える、といったやり方です。
要は、頻度だけはできるだけ崩さず、種目や重さや回数を変化させて、コンスタントにトレーニングすることです。そうするうちに回復力もついてきて、とんでもない筋肉痛には、ならなくなると思います。もちろん、トレーニング後には入浴で血行を促進し、ストレッチをしっかり行うことも大切です。 

それから、ベンチプレスとバーベルカールばかりしているそうですが、トレーニングの原則の一つに「全面性の原則」があり、全身をバランスよく鍛えることが大切です。アンバランスは怪我もしやすいですし、均整美こそ、感動を与える肉体美です。脚はハートの強さを表現するパーツ、背中はトレーニング技術を表現するパーツ、三頭筋はトレーニングを知っていることをアピールするパーツですね。トレーニングを掘り下げていけば、新たな発見がたくさん待っていると思います。

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