「練習のときはできるのに、試合になると集中力が切れてしまう」「授業のあと練習に行くと疲れて頭が働かない」──そんな悩みを抱えている中高生アスリートは多いのではないでしょうか。
実は、集中力は「メンタル」や「根性」だけでなく、食事に含まれる栄養素 が大きく影響しています。脳と体は食べたものからできているため、正しい栄養を補給することで、集中力を長く維持でき、試合や練習で力を発揮しやすくなるのです。
この記事では、中高生アスリートが知っておきたい 集中力を高める栄養素 と、それを日常生活に取り入れるための食事術を紹介します。
集中力と栄養の関係
脳は体重の2%ほどの小さな臓器ですが、消費するエネルギーは全身の約20%。特に「ブドウ糖」を燃料として活動しています。そのため、食事の内容によって脳の働きが大きく変わるのです。
集中力が切れるのは「根性が足りない」からではなく、脳に必要な栄養が不足しているサインかもしれません。試合や勉強に集中するためには、体づくりだけでなく脳の栄養補給も欠かせないのです。

中高生アスリートが集中力を高める5つの栄養素
1. 糖質(ブドウ糖)
脳と筋肉のメインエネルギーは糖質です。ただし、白砂糖や菓子パンのような精製された糖質は血糖値を急上昇させ、かえって眠気やだるさの原因になります。
- おすすめ食品:おにぎり、玄米、オートミール、バナナ
- 活用法:試合や練習の2〜3時間前にご飯をしっかり食べる。小腹が空いたらバナナで手軽にチャージ。

2. DHA・EPA(オメガ3脂肪酸)
判断力や冷静さを支えるのが、青魚に多く含まれるDHA・EPAです。神経伝達をスムーズにし、プレーの精度を高めます。
- おすすめ食品:サバ、イワシ、サンマ、鮭
- 活用法:魚が苦手なら、缶詰を利用したり、鮭フレークをお弁当に入れるのも便利。

3. ビタミンB群
糖質をエネルギーに変えるサポート役。特に練習で疲れやすいときや、エネルギー不足を感じるときはビタミンB群の不足が疑われます。
- おすすめ食品:豚肉、卵、大豆製品、納豆、玄米
- 活用法:朝食に納豆ご飯、昼食に卵焼きや豚肉の炒め物を取り入れると効率的。

4. 鉄分
酸素を脳や筋肉に運ぶために不可欠な栄養素。不足すると「頭がぼーっとする」「走るとすぐに疲れる」といった状態に。特に女子アスリートは鉄欠乏に注意が必要です。
- おすすめ食品:赤身肉、レバー、ほうれん草、あさり
- 活用法:ほうれん草のおひたしや赤身ステーキを夕食に。オレンジなどビタミンCと一緒に摂ると吸収率アップ。

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ENDURANCEは鉄分が含まれており、身体の隅々まで酸素を運ぶヘモグロビンの不足を防ぐことで持久力を高め、また貧血の改善や予防に効果が期待できます。
5. マグネシウム
神経や筋肉の働きを整え、試合前の緊張をやわらげる栄養素。集中力を長時間保つための“縁の下の力持ち”です。
- おすすめ食品:アーモンド、カシューナッツ、豆類、海藻、バナナ
- 活用法:おやつにナッツをひと握り、朝食にバナナをプラス。

食事タイミングの工夫
試合・練習前(2〜3時間前)
- おにぎり+焼き鮭+味噌汁
- パスタ+鶏胸肉+野菜スープ
→ 消化の良い糖質とたんぱく質を組み合わせ、安定したエネルギー補給を。
練習中や試合中の補食
- バナナ、ゼリー飲料、エナジーバー
→ 短時間で吸収され、集中力の切れを防ぐ。
練習後・試合後
- 牛乳+バナナ
- 鶏肉の炒め物+ご飯+野菜スープ
→ 糖質とたんぱく質をセットで摂り、脳と体をリカバリー。

サプリの上手な使い方
部活や勉強で忙しい中高生は、毎回完璧な食事を摂るのが難しいこともあります。魚を食べる機会が少ないなら DHA・EPAサプリ を、食事が偏りがちな時期は マルチビタミン を利用するのもひとつの方法です。
ただし、あくまで基本は食事。サプリは補助として考えましょう。
まとめ
中高生アスリートが集中力を高めるためには、
- 糖質(おにぎり・バナナ)
- DHA・EPA(青魚)
- ビタミンB群(豚肉・卵・大豆)
- 鉄分(赤身肉・ほうれん草)
- マグネシウム(ナッツ・バナナ)
これらの栄養素を意識して摂ることが大切です。さらに「試合前のご飯」「試合中の補食」「試合後のリカバリー」といったタイミングを工夫することで、集中力とパフォーマンスは確実に変わります。
「最後まで集中できなかった」という悔しい経験をなくすために、今日から食事に小さな工夫を加えてみてください。きっと次の試合で、自分の力を出し切れるはずです。

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CHEN(チェン)に含まれる3種のアミノ酸、L-アルギニン、グリシン、L-メチオニンは、 体内で瞬発系運動のエネルギー源となるクレアチンという物質を作り出します。この物質が豊富にあると、エネルギーが継続して供給され、パワーの持続に役立つと言われています。



